刊行物
テレビという記憶 テレビ視聴の社会史
2013.2
時代の記憶、世代の記憶、人生の記憶。
「記憶共有化装置」としてのテレビの変遷を異なる世代の視聴者の目を通して辿りつつ、ネット時代の新たなテレビとのかかわり方、コミュニケーションのあり方を探る。
大震災・原発とメディアの役割―報道・論調の検証と展望―
2011年度公募委託調査研究報告書
2013.1
東日本大震災と福島原発事故に関する報道・論調を分析したもの。
「原子力政策報道とジャーナリズム」(研究代表:山腰修三)所収。
コミュニケーションの政治社会学
2013年 「 第4回内川芳美記念日本マス・コミュニケーション学会賞 」受賞
山腰 修三 著
2012・1
批判的アプローチの再構築からみる―
戦後日本の政治コミュニケーション諸相を分析、
「カルチュラル・スタディーズ以降」の理論的刷新を試みる。
報道現場
朝日新聞ジャーナリスト学校
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所
2010.7
優れたジャーナリズムは日々の報道の中にこそある。新聞・テレビの記者たちが、渾身をこめて語る報道現場。
ジャーナリズムの可能性を示した注目の書。
『マス・コミュニケーション研究』
デニス・マクウェール
大石裕 監訳
2010.4
メディアの変容とともに絶えず発展を遂げるマス・コミュニケーションの理論を究める。
広範で複雑なマス・コミュニケーションの「社会―送り手―情報―受け手―効果」の一連の流れを、理論、構造、組織、内容、オーディエンス、効果の視点からたどる。
『〈グローバル化〉の社会学』
小川(西秋)葉子・川崎賢一・佐野麻由子
2010.3
「メディア」をキーポジションに置きながら、グローバル化時代の社会・文化生活諸領域の新たな連関を発見しようとする。自己のアイデンティティ・身体から世界社会まで、数次の空間をつらぬいて考察を試みるユニークな視点。
『映像コンテンツ産業とフィルム政策』
菅谷実・中村清・内山隆
2009.1
映像コンテンツについて、映画を中心にその歴史をたどり、産業としての基本構造を解説するとともに経済学的・経営的視点で論じる。主要各国のフィルム政策と市場状況を紹介・分析し、デジタルコンテンツの発展と産業へのその影響も解説する。
『文化移民』
藤田結子
2008.9
若者はなぜ「日本回帰」するのか。
電子メディアは国境を消滅させる!?―この魅力的仮説に、長期的な聞取り調査・参与観察をとおして挑み、国境を越える心性の意外なゆくえを追う意欲的試み。
『ニュース報道と市民の対外国意識』
伊藤陽一・河野武司
2008.1
ニュース報道が市民の対外国意識やアイデンティティの形成にどのような影響を及ぼしているのか、情報環境の「グローバル化」がもたらす問題とともに実証的に検証する。