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公開講座のお知らせ

【開催案内】2023年度秋学期メディアコム公開講座(講師 東京大学教授 田中東子)—>終了しました

2023年度秋学期公開講座を以下のとおり開催します。ぜひご参加ください!

「ジャニー喜多川性加害問題から考えるメディア文化とジェンダー」

ジャニーズ事務所の元社長ジャニー喜多川氏によって行われた性加害報道を題材に、日本のメディア企業やエンターテインメント産業に見られる以下の3つの問題について考察しながら、メディア文化とジェンダーについて批判的に考察する。焦点を当てるのは、次の4つの点である。①日本のメディア企業による性暴力や人権への意識の低さ、②メディア企業のインフォテイメント化と広告によって抑え込まれてしまった報道、③タレントを応援する「推し活」の抱える闇とそれをもてはやしてきたメディア文化、これら3つの観点について検討した上で、これらの課題を超えていくための方法について考えていくことにする。

講師:田中東子 (たなかとうこ)氏(東京大学大学院情報学環教授)

日時:2023年1219日(火)16:30~18:00(開場16:15)※入場無料・事前申込不要

会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 第4校舎B棟 J24番教室

主催:慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所

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2023年度春学期メディア・コミュニケーション研究所公開講座 開催報告

メディア・コミュニケーション研究所は、6月13日、三田キャンパス南校舎ホールにて、春学期公開講座を開催しました。2020~2022年度は、新型コロナの影響で、オンラインや参加者を学内に限定した形式での実施となりましたが、今回、4年ぶりに、一般の方を含めての公開講座(対面開催)を再開。塾生、塾員、高校生、社会人ら約60名が参加しました。

講座では、ジャーナリスト/ファクトチェッカーの古田大輔氏(株式会社メディアコラボ代表取締役)が、「進化するデジタル時代の報道」というテーマで講演。インターネット、スマートフォン、ソーシャルメディア、AIなどのデジタル技術によって世界の情報環境が急激に変化するなかで、報道がどう変わっているのか、国内外の事例を紹介し、ジャーナリズムの未来のためにいま何をすべきなのかについてテンポよく語りました。

後半の質疑では、デジタル報道、ファクトチェック、記者の仕事・教育、天職の探し方など、いろいろな質問が次々とあがり、予定時間が不足するほどでした。講師の古田氏は、最後に、存続の危機にあるとされる日本のニュースメディアについて、「報道という機能は誰かが担わないといけない。必要性をゼロにすることができない業界だ。」と説き、その業界を志す学生にエールを送りました。

次回のメディア・コミュニケーション研究所公開講座は、2023年度秋学期に日吉キャンパスにて開催予定です。






撮影 岸 剛史

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【終了しました】2023年度春学期メディア・コミュニケーション研究所公開講座

2023年度春学期公開講座を以下のとおり開催します。ぜひご参加ください!

「進化するデジタル時代の報道」

インターネット、スマートフォン、ソーシャルメディア、AIなどデジタル技術が世界の情報環境を急激に変化させている。当然、報道も変わった。たんにネットで発信したり、デジタルツールを活用したりするだけでなく、果たすべき役割から明確に位置づけ直す必要がある。報道機関なしでも、公的機関や当事者が直接発信でき、偽情報や誤情報が氾濫し、認知戦が広がる現代において、報道はどう変化しているのか国内外の事例を紹介し、求められる将来像を提示する。

講師:古田大輔 (ふるただいすけ)氏(ジャーナリスト/メディアコラボ代表)

日時:2023年13日(火)18:10~19:40(開場17:50)※入場無料・事前申込不要

会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎5階 南校舎ホール

主催:慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所

ポスターはこちら

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