その他出版物
クリティカル・オーディエンス ― メディア批判の社会心理学
李津娥編著
発行元:新曜社
2023年4月
ISBN:9784788518063
メディアへの信頼が揺らぐ現代、インターネットやSNSの発達によりオーディエンスのメディア批判が可視化され、影響力が高まっている。そのありように社会心理学的にアプローチし、実証的に調査・研究するための理論、概念、方法と成果を平易に紹介。
シンボル化の政治学 政治コミュニケーション研究の構成主義的展開
烏谷昌幸著
発行元:新曜社
2022年10月
ISBN:9784788517844
共通の認識や感情はいかにして集団の中から創出され、政治的な効力を発揮するのか。シンボル論という哲学的遺産を応用し、政治コミュニケーション研究の中核的な問いを追究する。この分野を根本から基礎付け直し、新たな展開へと牽引する意欲作。
情報通信産業の構造変容 次世代移動ネットワークがもたらすイノベーション
菅谷実、山田徳彦編著
発行元:白桃書房
2022年9月
ISBN:9784561752301
ポスト5Gが構築する新しい市場によって、情報サービスの競争関係は、どう変わっていくのだろうか?重要トピックの解説、デジタル政策の国際比較も交えながら、新技術の社会的・経済的インパクトをとらえる視点を提供。
ニュースの政治社会学
山腰修三著
発行元:勁草書房
2022年8月
ISBN:978-4-326-35188-6
ニュースは現代民主主義社会に対していかなる価値をもちうるか?
「政治的なもの」に着目し、ニュースの批判的研究の新地平を示す。
ドイツ憲法の道程
ライナー・ヴァール著、小山剛/石塚壮太郎監訳
発行元:慶應義塾大学出版会
2022年2月
ISBN:978-4-7664-2796-7
・基本法の基本法たる所以は何か?
・隆盛期を迎えたドイツ憲法学の重要基本問題を読み解く研究書。
・その発展の変遷と根本原理・原則を解明する。
メディア・コミュニケーション研究所 鈴木秀美教授が1本翻訳。
Verfassungsentwicklung Ⅲ: Verfassungsentwicklung im Gesetz. Deutsch-Japanisches Verfassungsgespräch 2019 (1st ed.).
JESTAEDT Matthias & SUZUKI Hidemi(eds.)
2021
ISBN 9783161601910
2019年に慶應義塾大学で開催した日独シンポジウムの成果を慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所 鈴木秀美教授とドイツ側の代表者が共編で出版した。
〈ガイドブック〉ドイツの憲法判例
著者:
鈴木 秀美 編
三宅 雄彦 編
西土 彰一郎 著
土屋 武 著
石塚 壮太郎 著
栗島 智明 著
発行元:信山社
2021.3
ドイツ連邦憲法裁判所による基本判例とその展開に関する要所を解説する。日本国憲法が直面している諸課題を考える。
モビリティーズのまなざし
著者名:
小川(西秋)葉子 編
是永 論 編
太田 邦史 編
発行元:丸善出版
2020.11
イギリスを代表する社会学者ジョン・アーリが現代社会の解明に挑んだ新たな分析概念の「モビリティーズ」。初学者にもわかりやすい形でモビリティーズ研究の事例を加えながら今後の発展を解説する。
メディアと感情の政治学
カリン・ウォール=ヨルゲンセン 著
三谷 文栄 訳
山腰 修三 訳
発行元:勁草書房
2020.11
怒り、愛情、恐怖……。感情がメディアを駆けめぐる。SNSや、一見「客観的」なニュースにさえもあふれる「感情」を鋭く分析する!
メディア・社会・世界 デジタルメディアと社会理論
ニック・クドリー 著
山腰修三 監訳
2018.11
Google, Twitter, YouTube・・・・
デジタルメディアは民主主義を実現させるのか?
メディアを通じて秩序化される現代社会、そこで作用する権力作用。社会理論を渉猟しつつデジタルメディア社会を分析する、メディア理論研究の最前線。
ドイツの憲法判例 Ⅳ
ドイツ憲法凡例研究会 編
鈴木秀美・畑尻 剛・宮地 基 編集代表
2018.10
ドイツ連邦憲法裁判所判例の全体像
ドイツの重要憲法判例を分析・解説
充実の附録も付した、憲法研究の基本文献
「憲法学の創造的展開 上巻」「憲法学の創造的展開 下巻」(戸波江二先生古稀記念)
工藤達朗・西原博史・鈴木秀美・小山剛・毛利透・三宅雄彦・斎藤一久編
2017.12
現代日本社会における憲法学の意義と創造的な展開の可能性。上下巻で、国内外から60名が寄稿した今後の憲法研究に幅広く有用の書。
憲法の発展 Ⅰー憲法の解釈・変遷・改正ー
鈴木秀美・マティアス・イェシュテット・小山剛・ラルフ・ポッシャー編
2017.9
憲法解釈と理論の深化を図る―日独憲法学の交流の記録―
日本とドイツの対話から、グローバルに照射される憲法学の最先端と長年の蓄積が、この一冊から読み解ける。
入門 メディア・コミュニケーション
山腰修三 編著
2017.11
ニュースをキーワードにメディア、コミュニケーション、そして社会を捉える。
メディアと社会の関係を、「ニュースのつくられ方」「ニュースの影響」「報道の自由」「SNSと政治参加」などの各側面から解説、法学・政治学・社会学・社会心理学の分野を横断した新しいアプローチで考える、決定版テキスト。
戦後日本のメディアと原子力問題ー原発報道の政治社会学
山腰修三 編著
2017.3
原子力報道を通じて見えてくる日本社会ー
メディアは原子力問題をどう伝え、世論はどう受け止めたか。
戦後日本社会とメディアの関係を、多彩なアプローチで読み解く。
批判する/批判されるジャーナリズム
大石裕
2017.1
ポピュリズムを生みだすメディア政治
放送・新聞ジャーナリズムの根幹が揺るぎつつある現在、
自由で多様な言論の場としてのメディアと
これからのジャーナリズムのあるべき姿を探る。
メディアの公共性 転換期における公共放送
大石裕・山腰修三・中村美子・田中孝宣〔編著]
2016.10
いま公共放送が直面する問題とは何か?
メディア環境・政治・社会・経済構造の急激な変化の中で、問い直される「メディアの公共性」。
世界の公共メディアの現状と今後の方向性を探る一冊。
生命デザイン学入門
小川(西秋)葉子・太田邦史 編著
2016・3
多様な環境を生きぬく力をもつ生命のデザインを社会に適用する新しい学問が、生命デザイン学だ。コミュニケーション空間、空気と雰囲気、予測手法などのデザイン分野での展開がいまおもしろい。
インターネット法
松井茂記・ 鈴木秀美・山口いつ子 編
2015.12
インターネットのルールを探る。
インターネットの進展は私たちの暮らしを大きく変えた。コミュニケーションが広がり、より便利になった一方で、それに伴う法律問題も日々生起している。本書は、このようなネット社会のルールをわかりやすく解説し、今後の在り方をも展望するものである。
ジャーナリズムの国籍 途上国におけるメディアの公共性を問う
山本信人[監修]
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所/NHK放送文化研究所[編]
2015・12
闘うジャーナリズムの苦悩と挑戦
グローバル化と新自由主義政策の荒波のなか、途上国ではメディアは民主主義への道を切り拓くのか?
KCR ANTHOLOGY Journalism, Communication, Policy
Edited by Keio Institute for Jounalism, Media & Communication Studies
2015
ジャーナリズムは甦るか
池上彰・大石裕
片山杜秀・駒村圭吾・山腰修三
2015.3
日本のジャーナリズムの問題点を徹底討論!
二極化する報道、原発報道から歴史認識問題まで、
いま岐路に立つメディア・報道の現状と将来を考える。
グローバル・コミュニケーション キーワードで読み解く生命・文化・社会
伊藤陽一/浅野智彦/赤堀三郎/浜日出夫/高田義久/粟谷佳司 編
2013.3
「グローバル・コミュニケーション」のなかで、生命・文化・社会は〈束ねられる〉。
本書は、人類の文明と歴史の秘密を解き明かす最新の成果である。
太平洋島嶼地域における情報通信政策と国際協力
2013.3
デジタル・デイバイド解消に向けた政策課題と国際協力
情報通信インフラ整備の方途と社会・経済的発展への影響を主要関係国との協力に焦点を
当てて論じる。
テレビという記憶 テレビ視聴の社会史
2013.2
時代の記憶、世代の記憶、人生の記憶。
「記憶共有化装置」としてのテレビの変遷を異なる世代の視聴者の目を通して辿りつつ、ネット時代の新たなテレビとのかかわり方、コミュニケーションのあり方を探る。
大震災・原発とメディアの役割―報道・論調の検証と展望―
2011年度公募委託調査研究報告書
2013.1
東日本大震災と福島原発事故に関する報道・論調を分析したもの。
「原子力政策報道とジャーナリズム」(研究代表:山腰修三)所収。
コミュニケーションの政治社会学
2013年 「 第4回内川芳美記念日本マス・コミュニケーション学会賞 」受賞
山腰 修三 著
2012・1
批判的アプローチの再構築からみる―
戦後日本の政治コミュニケーション諸相を分析、
「カルチュラル・スタディーズ以降」の理論的刷新を試みる。
報道現場
朝日新聞ジャーナリスト学校
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所
2010.7
優れたジャーナリズムは日々の報道の中にこそある。新聞・テレビの記者たちが、渾身をこめて語る報道現場。
ジャーナリズムの可能性を示した注目の書。
『マス・コミュニケーション研究』
デニス・マクウェール
大石裕 監訳
2010.4
メディアの変容とともに絶えず発展を遂げるマス・コミュニケーションの理論を究める。
広範で複雑なマス・コミュニケーションの「社会―送り手―情報―受け手―効果」の一連の流れを、理論、構造、組織、内容、オーディエンス、効果の視点からたどる。
『〈グローバル化〉の社会学』
小川(西秋)葉子・川崎賢一・佐野麻由子
2010.3
「メディア」をキーポジションに置きながら、グローバル化時代の社会・文化生活諸領域の新たな連関を発見しようとする。自己のアイデンティティ・身体から世界社会まで、数次の空間をつらぬいて考察を試みるユニークな視点。
『映像コンテンツ産業とフィルム政策』
菅谷実・中村清・内山隆
2009.1
映像コンテンツについて、映画を中心にその歴史をたどり、産業としての基本構造を解説するとともに経済学的・経営的視点で論じる。主要各国のフィルム政策と市場状況を紹介・分析し、デジタルコンテンツの発展と産業へのその影響も解説する。
『文化移民』
藤田結子
2008.9
若者はなぜ「日本回帰」するのか。
電子メディアは国境を消滅させる!?―この魅力的仮説に、長期的な聞取り調査・参与観察をとおして挑み、国境を越える心性の意外なゆくえを追う意欲的試み。
『ニュース報道と市民の対外国意識』
伊藤陽一・河野武司
2008.1
ニュース報道が市民の対外国意識やアイデンティティの形成にどのような影響を及ぼしているのか、情報環境の「グローバル化」がもたらす問題とともに実証的に検証する。
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