教育プログラム

開設科目の概要

メディア・コミュニケーション研究所では、ジャーナリズムとメディア・コミュニケーションに関する基礎科目や、メディア心理学、政治社会学、法学、歴史学などに関するゼミ、業界の最前線で活躍している実務家による新聞・放送・広告・PRなどについての少人数形式の講義や演習を開講しています。 研究生は、全員、「研究会(ゼミ)」に所属し、学部の卒業論文とは別に、修了論文を執筆します。
メディアコム開設科目は、次の4つの科目群にわかれています。研究生のみが履修できる科目と、広く研究生以外も履修可能なオープン科目があります。

基礎科目(オープン科目、研究生以外も履修可)
メディア・コミュニケーション研究に必要な基礎的知識を提供する。

基礎演習(研究生のみ履修可)
メディア・コミュニケーション関連分野の調査方法の学習を目的とした科目群。

特殊研究(研究生のみ履修可)
少人数の講義で、実務家を中心とした特殊講義と大学教員による特殊研究がある。

研究会(研究生のみ履修可)
研究所における学習の中心となる科目で、2年生より履修できる。

開設科目一覧

◆授業担当者変更(2025年度秋学期)

三田 月4限「文章作法IV(研究生対象科目)」
(変更前の担当者)渡辺嘉久
(変更後の担当者)伊藤剛寛

三田 火5限「読売新聞寄附講座 現代ジャーナリズム総論II」
(変更前の担当者)津田正太郎、渡辺嘉久
(変更後の担当者)津田正太郎、鳥越恭

三田 木5限「共同通信社寄附講座 ジャーナリズムII」
(変更前の担当者)李津娥、山根士郎
(変更後の担当者)李津娥、斉藤範子

履修上の注意点

◆履修申告(一次)後に抽選を行う、あるいは行う可能性のある科目(2025年度秋学期)
履修希望者はかならず一次申告期間にて履修登録を済ませてください。 また、以下に記載のない科目も、履修登録者数が教室定員を超えた場合は、一次申告期間後または二次申告期間中に抽選を行う等の 対応をとる場合があります。

三田 火5限「読売新聞寄附講座 現代ジャーナリズム総論II」
許可者発表:9/29(月)16:00 履修確認画面

三田 木2限「プラップジャパン寄附講座 広報・PR論II」
許可者発表:9/29(月)16:00 履修確認画面

三田 木5限「共同通信社寄附講座 ジャーナリズムII」
許可者発表:9/29(月)16:00 履修確認画面

◆学部併設のメディアコム科目履修上の注意点
学部併設のメディアコム科目には、同一授業に複数の登録番号が存在します。 いずれの登録番号で履修するかによって、卒業・進級単位としての扱いが異なりますので、十分に注意してください。 履修方法、卒業/進級単位になる・ならないに関して不明点があれば、所属地区・学部の履修案内を参照し、それでも解決しない場合は、学生部の学事担当者へ問い合わせてください。

▼学部併設メディアコム科目の例(2025年度)
三田「マス・コミュニケーション論II」(春)
三田「マス・コミュニケーション発達史I」(秋)
三田「国際コミュニケーション論Ⅱ」(秋)
三田「メディア社会論I」(春)
三田「メディア社会論Ⅱ」(秋)
日吉「マス・コミュニケーション論I」(秋)
日吉「社会心理学I」(春)
日吉「社会心理学Ⅱ」(秋)

◆メディアコム研究生へ
【研究生対象】許可者指定済(履修可)の科目、研究会(I~VI)

シラバス

※三田・日吉設置メディアコム科目のシラバス・時間割システム上の位置づけについて
三田のメディアコム科目は、研究生対象科目を含めてすべて、システム上、学部3、4年生対象科目の位置づけとなっています。 シラバス・時間割Webシステムで、三田のメディアコム科目を検索する際は、学年の条件に学部3、4年生を含めるか、あるいは、学年を選択せずに行ってください。学部2年生が三田のメディアコム科目を履修する場合は、それが可能かどうかを所属学部で確認してください。日吉のメディアコム科目「時事英語I、II(研究生対象科目)」および「文章作法I、II(研究生対象科目)」は、学部2年生の対象科目となっています。

研究生制度

研究所には研究生制度があります。研究生制度は、メディア・コミュニケーションの研究、あるいは将来メディア業界への就職を希望する学生に総合的な教育を行い、同時に研究の場を与える目的で設けられています。

例年11月下旬~12月上旬に行われる入所選考に合格し、研究生となることを許可された学生は、2年生あるいは3年生から入所し、修了までに必要単位を取得しなければなりません。所定の単位を取得した研究生には修了証書を授与します。各学部の授業科目で研究所が認めたものは修了単位に含めることができますが、それでも一般の塾生より多くの科目を履修しなければならず、それだけ余力のあることが入所の条件といえます。

課程を修了するには、研究会において、最終年次に修了論文を提出しなければなりません。入所後、研究会に所属しない場合は、修了の意志がないものとして退所を勧告することがあります。

修了単位について

研究生が研究所の課程を修了するためには、以下の単位を取得しなければなりません。

2年入所

基礎科目 4科目8単位以上
基礎演習 2科目4単位以上
特殊研究 2科目4単位以上
研究会 4科目8単位以上
合計 28単位以上

※各系列の最低必要単位を合計しても修了必要単位の合計28単位以上に達しません。
いずれの科目群より、さらに2科目4単位以上の取得が必要となります。

3年入所:軽減措置

基礎科目 4科目8単位以上
基礎演習 2科目4単位以上
特殊研究 2科目4単位以上
研究会 4科目8単位以上
合計 24単位以上

※注意:在籍期間を延長する場合の修了必要単位の合計は24単位以上ではなく、28単位以上となります。