【開催案内】メディアコム共催シンポジウム「デジタル時代に求められるニュース・メディアの透明性―信頼性あるニュースを支えるエコシステムを考える―」(2026年2月7日開催)

2026-01-22

趣旨

 ニュースメディアの信頼性を支える規範として世界的に注目される「透明性(Transparency)」。その日本における現状調査を報告するとともに、デジタル広告の仕組みが偽情報や低品質サイトの収益源となっている現状(アドテク・エコシステムの課題)について議論する。アカデミア、広告主、アドテク事業者、報道機関の視点から、信頼できるインターネット上の言論空間と広告のエコシステム、そして、ブランドセーフティの関係性を模索する。

開催概要

日時 2026年2月7日(土)13:00~15:30
会場 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
形式 対面・オンライン(YouTubeウェビナー)
申込フォーム 2026年2月6日(金)締切
https://forms.gle/VtHoW6QrnxzPfPFGA
共催 慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所
早稲田大学総合研究機構次世代ジャーナリズム・メディア研究所

プログラム

開催挨拶
13:00~13:05
田中幹人(早稲田大学教授;同大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所所長)
第一部
調査報告
13:10~13:50、質疑10分
「日本のニュースメディアにおける透明性の現状報告」
登壇者:永井健太郎(早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所招聘研究員、東京通信大学情報マネジメント学部講師)
概要:国際的なニュースメディアの透明性指標に基づき、日本国内の主要ニュースメディア(新聞、テレビ、オンラインメディア、雑誌等)93サイトを対象に行った調査結果を報告する。運営主体や経営情報の開示や行動規範や倫理規定の公開状況など、日本のニュースメディアの透明性の現状を定量的に解説する。
第二部
メディアの透明性とデジタル広告
14:00~15:20
コメント(10分)「デジタル広告と民主主義」
水谷瑛嗣郎(慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所准教授)
概要:アテンション・エコノミーを支えるデジタル広告エコシステムが、デジタルメディア環境で引き起こしている課題(e.g.偽誤情報の拡散)を踏まえたうえで、広告主の意識改革の必要性とメディアの透明性の重要性についてコメントする。

パネルディスカッション(70分)
モデレーター: 水谷瑛嗣郎(前掲)
パネリスト:山田翔(UNICORN株式会社代表取締役)、萩原豊(TBS報道局編集主幹・解説委員長)、永井健太郎(前掲)他
概要: PV至上主義のデジタル広告配信が、意図せずして偽情報サイトや低品質メディアの資金源となってしまっている「アドエコシステム」の構造的問題に焦点を当てる。広告主(ブランド)、プラットフォーム(アドテク)、メディア関係者、研究者が登壇し、メディアの透明性をどう評価し、資金の流れをどのように健全化すべきかについて多角的に議論する。
閉会挨拶
15:25~15:30
烏谷昌幸(慶應義塾大学法学部政治学科教授/同メディア・コミュニケーション研究所長)