2022年度メディア・コミュニケーション研究所 研究発表会

BC級戦犯と戦後日本

基本情報

ゼミ:都倉武之ゼミ
氏名:岡田拓巳(法学部法律学科3年)、大林龍平(法学部政治学科2年)、野尻茉央(文学部2年)、前島弘生(法学部政治学科2年)

研究発表

岡田拓巳(法学部法律学科3年):2021年入所。21年度三田祭共同研究として「野球と塾生―慶應義塾野球部とエンジョイ・ベースボール―」を研究した。22年度は海外留学の関係上、「はじめに」を担当した。右も左も分からない2年生を適切な助言と力強い指導力でサポート。
大林龍平(法学部政治学科2年):2022年入所。研究テーマは「『あゝモンテンルパの夜は更けて』がもたらした影響の再検討―戦犯と国民から考える―」。フィリピン・マニラの少し南、モンテンルパにBC級戦犯が収容された。彼らは過酷な環境で生き、死刑を待つ者もいた。彼らにとって「あゝモンテンルパの夜は更けて」の歌の影響力はどのようなものだったのか?私は研究した。
野尻茉央(文学部2年):2022年入所。研究テーマは「巣鴨プリズンBC級戦犯と死―『世紀の遺書』を中心に―」。巣鴨プリズン内では57名のBC級戦犯が処刑された。彼らが犯した罪は、死刑に見合うものではなかった。また、世間から彼らに向ける目は冷たかった。しかし、彼らは「逞しい姿」で処刑場に向かっていった。それはなぜか、遺書を読み解き、研究した。
前島弘生(法学部政治学科2年):2022年入所。研究テーマは「BC級戦犯と社会復帰」。BC級戦犯の多くは、逆らうことのできない上官の命令や、濡れ衣を着せられて刑務所に収容された。釈放後、彼らを迎えたのは、再就職のできない冷たい世の中だった。彼らはなぜ、社会復帰に困難したのか、私は研究した。

所属ゼミ紹介

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